LPを運用してみたよ

お疲れ様です。久々に個人ブログを更新します。最近、Peaceflontさんという、NPO団体のLPを制作しました。

sbcevents.xyz



実は、兼ねてからインターン先でwebページを作ることはあっても、
ちゃんとクライアントに対して自分の技術を提供する経験は今回が初めてだったのでその学びをここに記したいと思っています。

ところでwebページというと、最近はペライチやwixなどのHTMLやCSSの知識がなくてもwebが作ることのできるITツールが存在するおかげで、誰でも簡単にwebページが作れるようですね。

個人事業主、いわゆるフリーランスとして活動していくのに当たって一番の敵はランサーズでもなく、これらのITツールでしょう笑。憎きペライチめ。

一応、今回の成果を上げておくと、

CV数:41件、CVR:8.87%

を達成
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想像以上に、予約成約率は高かったですね。ありがたし。集客で手伝っていただいた皆さん、ありがとうございます。




さてさて、僕が思ってた以上に集客においてLPの価値は高かったです。
その理由は、僕が分析する限り以下の通り
Facebookツイッター以上に、自由な表現ができるので、価値を伝えやすくなる
→自由な表現ができるということは、ページ内で自由に顧客の購買ストーリーを構成できる
→(webページに来てくれた)見込み顧客を自由にコントロールできる



もちろん、PRの本質的なところは、顧客との信頼関係なのでどうやったら顧客と信頼関係を構築できるかをベースに考えなければいけません。
これは大前提中の大前提。


信頼関係をいかにして構築していくか。これはリアルでも同じ。
女の子と仲良くなるためには、いきなりご飯に誘ってはいけませんね
相手のニーズを探りながら自分がしてあげれそうなことを提供してあげつつ、少しづつ関係性を構築しなければいけません。
これはマーケティングも同じで、相手のニーズを勝手に決めつけて、これどうですかと提案してしまうのはNG
当たり前のようですが、意外とこれができない人は多いです(僕も含めてw)


相手のニーズを調べる、自分の中で立てた仮説のニーズが正しいのか確かめるために
ヒアリングを行うのですね。


では見込み顧客との信頼関係を構築していく上で何が大事になってくるのかーということですが・・・・
例えば、あの子と仲良くなるのにどうしたらいいか考えてみてください。
もちろん、その子の趣味や、習い事から共通項を見つけて仲良くなっていくのは当たり前のように大事ですが、
それ以上に大事なのは、「嫌がることをしないこと」ですね。
例えば、泳ぐのが嫌いなのに水泳誘ったり、カナヅチと馬鹿にしたり。
我ながら、カナヅチと馬鹿にするというのは非常にいい例で、良かれ悪かれ人間というのは人を馬鹿にするのが大好きな生き物です。なので、馬鹿にしてる本人は非常に気持ちがいいのですが、相手からしたら心地はいいはずがありません。


実はLP設計でも同じことが言えます。
LPも含めたwebの設計において一番大事なのは

ユーザーが離脱する要因を排除すること

つまり、ユーザーが使ってて心地よくなかったり、ウザい要因を取り除くことが大事です。


最近、webページが無料で作れることもあり、あんまりお金のない人は自らHPを作るのですが、ここの部分を意識している人はあまりいないようにみられます。
デザイン的な部分でいえば、読ませたいのに中央寄せにしてたり、CTA(ボタン)がめちゃめちゃわかりづらかったり、色をたくさん多用しすぎてガチャガチャしてたり、文章を読んでほしいのに背景が明るいあまり、めちゃめちゃ読みづらかったり。。。
情報設計の部分でいうと、LPなのに、ユーザーのフォームまでの導線を曖昧にしてたり。。


そして、怖いのが、自分ではいいと思ってしまうことです。
さっき言ってたギャップですね。

自分はサイトのデザインはこれでOKだと思ってても、ユーザーから見たら何これ?

というのは往往にしてあります。

結局WebマーケティングやWebデザインに強い人を側に置いておくのは大事ですね。


以下は、LPを運用してた時のメモです


・参加フォームボタンを追従させるようにした→どの位置にいてもフォームに飛ぶことができる
・画像を多用した→見る人がはっきりわかりやすい
・ターゲットに合わせたコンテンツ→国際協力の人は、当日の内容や自分がどんなことを得ることができるかよりも活動している人の思いに共感しやすい
・LPの外的要素も考慮したこと=CVが上がるためには、どのくらいにリーチさせるのか、どこにURLを配置すればリーチできるのかを考慮したこと。単純に質を高めるだけではなく母数を増やす施策を考えた。ここは、集客スタートする前に定量的な数値をマーケティングファイナンス絡めて事業計画書に書いておくとOK
・単にコンテンツを並べていくだけだと、長くなりすぎるので、モーダルウィンドウを用いたこと
・最初のメインヴィジュアルを意識。

PRの中のLP設計を意識する際は、注意するべき点は大きくまとめると1点だけで、ユーザーの行かない(またはサイト自体から離脱しない)要因を徹底的に排除していくこと。PRの一環である以上、顧客との信頼関係獲得が一番のポイントでもある

LP運用の際の注意点
・とはいえ、メインはリアル集客に据えるべきであるということ。ここにソースを避けなければ、LPを作っても意味がないこと
・LPを用いなくても15人ほどは集客することのできるコンテンツであること(それだけのパワーがあると置き換えても良い)逆に集客目標15人はLPを用いる必要がない
・webという媒体以外にある程度の資産は揃っていること(実績、人、SNS運用):質の高いフライパンは材料の質が高ければ高いほど能力を発揮する
・ある程度の数字を見積もっておくこと(事業計画)


まあ、こんな感じでLPを運用してるよーって話でした。




ps:ちなみになんですが、当日のイベントに行ったところ集客していた方や団体の運営の方にめちゃめちゃ感謝されて、技術者としてとても嬉しかったです。
自分の技術は誰かのためであり続けたい
と再認識しました。お金以上のものを得れたと思っています。